2012年10月22日
ベアリングリフレッシュセット (インプレ)


先日、アマゾンでポチった物。
ベアリングの洗浄、グリスの圧入に使う工具です。
ハンドル回りやレベルワインダー、
内部機関部の回転スピードの必要のないベアリングとかに、
粘度の高いオイル、もしくはグリスを入れるのに
便利そうなので買いました。
(シールド外すのが、なんか嫌なので・・・)
ベアリングリフレッシュセット レッド 69070
これはラジコンで有名なABCホビー製。
定価は税込価格 1,680円なり。
アマゾンは購入時は定価売りで送料無料でした。
どこかの釣り雑誌とかで見たというあなた!!
どこかのと、どう違うか知らない!!WW
何ミリのベアリングが使えるとか
サイトには書いてないので分からないWW
でも定価3,675円
こっちのが安いですぜ!!
ちなみにABCホビー製の対応ベアリング
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●対応ベアリング(フランジ付/なし)
内径:2・3・4・5・6・10(mm)
外径:5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15(mm)
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使用方法
(1)ベアリングをコアパーツに取り付けます。
※フランジは下に向けてください。

(2)Bパーツを平らな台の上に置き、Aパーツを垂直にかぶせます。
※ベアリングを取り出す際も垂直に引き抜いてください。

(3)洗浄
Aパーツの上面の穴にパーツクリーナーのノズルを差し込み数秒間押し下げます。
※下方から洗浄液が排出されますので、トレイ等の上で作業を行ってください。

(4)グリス充填
Aパーツの上面の穴にCパーツのノズルを差し込みます。グリスを充填し、Dパーツを垂直に押し込みます。
※グリスの量はベアリングのサイズによって異なります。
※グリスの最大充填量はCパーツの半分までです。

使用方法動画↓
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インプレ
大半のリールは内径3~5mm(630、740、850等)
で構成されているので、
ハンドルノブ、レベルワインダーなどの
一般的な箇所のベアリングに使えます。
残念ながらダイワのスピニングのシャフトに使う。
内径7mmのベアリングには使えないWW
本体の部品構成

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リールを2台ほどオーバーホールしてみて・・・
洗浄は、下部からパーツクリーナーが出るので
トレーとかが必要で、
私はプラモに使う塗料の混ぜ皿を使いました。

内部がベアリング外径に合う様になっています。

通常のビンなどににパーツクリーナー入れて洗浄する方法と
同様に軽く回るようになるので、
内部の油脂は飛ばせました。
(ステンベアリングを洗浄しました。
ダストシールタイプは私が使用している
安物パーツクリーナー
ではシールドを犯すので洗えません。)
洗浄にオイルを使って超音波洗浄機で洗うぜ!!
って人は好きにしてくださいWW
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※洗浄後に私の場合は、
付着したパーツクリーナーが揮発時に水を呼びますので、
キッチンペーパーで吸い出して、
エアダスターで吹き飛ばします。
(以前はヒートガンであぶってました。)
燃やしたりする方法を見かけますが・・・
パーツクリーナーは、よく燃えますから、
燃やす方法は非常に危険です。
揮発性ですので充満してれば爆発します(断言)
事例は以前に何かの検索中に見た覚えがあります。
ちなみに、よく燃えるというよりは、
凄い勢いで半端なく燃えます。
量にもよりますが、ベアリングに付着しているだけでも
20cmくらいの炎が上がる場合があります。
周囲に拡散してれば燃え広がります。
指までも・・・(これは経験談)
火気厳禁って書いてるのにやるなよ!!
ってことです。
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グリスまたはオイルの注入


ピストン方式で圧入する原理です。
ステンベアリングに関しては普通に圧入出来ました。
ダストシールベアリングは機密性がありますので
グリスより粘度の低いエンジンオイル程度の粘度でも
結構、力が必要で
上部の圧入用のピストンパーツが別パーツで差込
なので浮き上がる事がありました。
一応、圧入は出来ました。
デメリットは機材の内部の空洞分のグリスが必要になるので
グリス消費量は増える点がコスト増です。
グリスを圧入する工具として面白い商品だと思います。
私は購入して良かった

※作業等は自己責任でお願いします。
いかなる事故も当方は一切責任を負いません。
パーツクリーナー使用時は窓を開ける等の
換気は必須です。
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Posted by mad angler at 05:51│Comments(0)
│工具&ケミカル
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